今回は、読書アウトプット。
漫画スラムダンクのキーパーソンは誰だ!問題。
結論「安田です。」
え?なぜ?
花道、流川、三井、宮城とか、いろいろいるやん!
そう、スラムダンクが爆発的人気漫画になったのは、湘北高校のレギュラーメンバーの存在は欠かせない。
けれど、安田なんです。
魚住、仙道、牧、などなど数々のライバルの存在もいるやん!
でも、安田なんです。
その理由を深堀していきましょう。
すべての転換点は8巻。
少しネタバレ範囲で8巻のことを触れておくと、
三井率いる不良軍団と、花道率いる桜木軍団との体育館での乱闘シーン。
赤木は放課後の課外授業で不在の中、乱闘はエスカレート。
だんだん、エスカレートをしようとしたときに、
なんと、いつもは地味なキャラの安田が三井に直談判。
その姿に、花道は、おっ!となる。
そう、この瞬間が、すべての転換。
もちろん、安田の抵抗は三井に殴られたことであえなく終了。
その姿を見て、さらに流川・桜木がエスカレート。
もし、この瞬間がなければ、先輩に対する敬意と言う反応を見れなかった。
この瞬間に、花道・流川は、先輩として安田を認めたのではないか。
安田とはどんなキャラ?
ひとことで表すと「地味。」
湘北高校2年。同級生の宮城とは比較的仲が良く、呼び捨てで呼び合う。
おとなしく、誠実な性格、人当たりもよさそうな、平凡なバスケ好きの高校2年生。
バスケの腕前は、流川、花道、宮城などが目立つ分、劣る。
そんな中でも、地味にバスケを続けている一人。
なぜ安田?
もし、このシーンがなかったら、
8巻はただの高校生の乱闘シーンで終わっていたかもしれない。
しかし、いつもは地味な安田を引きだたされることで、湘北高校バスケ部が一層結束力を強めたともいえる。
このような、微妙な演出がうまい漫画。
そして、流川桜木が最終的に決着をつけていく過程で、大黒柱赤木の登場。
この時点で、完全に乱闘の勝敗はついており、不良軍団は引き返そうとするも、
三井は断固拒否。
そして、この8巻での第二のキーマンである木暮が、三井を呼び捨てに。
その姿をみた花道がまたもや「おっ!」となりつつ、木暮が三井とのなれそめを話し始める。
三井、赤木、木暮の湘北高校バスケ部3年生の関係が明らかに。
そして、最後に安西先生が登場し、三井は膝まずく・・・
だからスラムダンクのキーパーソンは安田です。
いかがでしょうか?
スラムダンクで一番面白いのは、8巻です。
普通の公立高校のバスケ部に成り下がっていた湘北高校バスケ部は
強烈な3ポイントシューター三井が加入したことで、レベルが県内トップレべルに。
もし、この8巻のあの安田のシーンがなければ、桜木軍団が不良軍団に負けていたかもしれない。
漫画にもしもはないですが、こんな仮定も成り立つ。
だから、スラムダンクのキーパーソは、断固安田。
気になる方は、まず、8巻をご覧ください。
すべての謎が解き明かされます。
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