スマホ中毒で悩んでいる方へ。スマホなしでする旅するのはいかが?

読書のこと。

スマホ。もはや生活にないと欠かせない道具。
スマホがないともはや他の人と関われなくなるのが怖い。
自分の存在感はスマホでしかできない!
もう私、スマホなかったら人生オワコン!
なんて思っているスマホ中毒のあなた!(私も含め)

この本をぜひ、SNSをシャットアウトしてお気に入りのカフェで
まったり読んでみる、なんて時間を持ってみてはいかがでしょうか?

この時代に逆行する旅。カメラもインスタントカメラ。

この本の著者は、タレントのふかわりょうさん。

著者紹介の部分を引用すると
「好かれる人には好かれ、嫌われる人にはとことん嫌われる生き物」
だそうです。いいですねー。

そして、自宅にスマホをおいて3泊4日の岐阜旅に出かけるわけです。

途中でさまざまなトラブルに見舞われながらも、なんだかんだクリアーする。

ネタバレするので、中身にはあまり触れませんが
まるで、初代ファミコンのドラクエを見ているようでした。

リアルドラクエの世界が繰り広げられていく臨場感。

スマホがないから、情報源がタクシーの運転手さんや、地元のカフェのご夫婦などなど。
まさに、ドラクエみたく情報を仕入れながら自分の目的地にたどり着く。

そんな奮闘も楽しんでいる様子がうかがえます。

自分の価値観を優先する大切さ。他人の価値観に振り回される愚かさ。

スマホを持っていると、つい調べたくなる評価。

あそこの店、星1つ。いまいちかな。
Twitterでバズっていたからあの店行ってみよう!

そんな見ず知らずの他人の評価振り回されるってほんとの旅?

って思うことありませんか?

どこに行っても、やっぱり家が一番やわ!

京都。大阪。神戸。などなど日本の代表的な観光地って、
もはやディズニーランド化しているというか・・・

京都というランドに入って、グルグル寺社仏閣(アトラクション)を回る・・・
目的はなんなのか?

帰ってきたら
「やっぱり家が一番やわ!」って思う理由ってここだと感じます。

でも、今回の本を読んで改めてスマホなしで旅をするっている醍醐味は
疲れないこと。

情報に振り回されることなく、地元の方と会話を楽しむことで
「真の旅をしている感覚」が伝わってきました。

カメラもインスタントカメラ。その風合いもいい感じ。

スマホがないから、カメラはどうしたか?

昔ながらのインスタントカメラ。

これ、昔はコンビニでも現像を受けてていたそうですが・・・

その点もあえて、デジタルという便利さを捨てて
不便さの中に浸ってみるという徹底ぶり。

写真の風合いもよくて、また使いたくなりました。
インスタントカメラ。

そして、この本はメルカリで出品できないような仕掛けも。

売ってもいいんだけど、なんだか売れないんと思う
「巧妙な仕掛け?」がこの本にはされていました。

ここもネタバレするので言えませんが、最後まで読んだら
「なんと生きな仕掛けが!」

と思う方も多いでしょう。

こういう本に久しぶりに出会えました。

AIは飽きる。すぐ答えが出せる世界に必要な感覚に慣れないようにしたい。

もはや、時代はweb3、NFT、AIと言った時代。
特に、AIではすぐに答えが出せるようになってきました。

絵も、文章も、仕組みも、英訳もすべてAIが答えを「算数のように」出してくれます。

1+1=2みたいな、もちろんそんな単純ではないけれども、
これからどんどん精度も上がってさらに、人間がAIに答えを求めていくようになるでしょう。

そんな時代に少なからず生きていくことになりそうですが、
それって、つまらないと思うんです。

便利で効率的で、スピード感もあってサクッと物事が進む時代。

でも、そんな時代もつい最近の出来事で、なんだかそこばかり注目されています。

理由はさまざまですが、稼ぎやすいとか、バズりやすいとか、フォローされやすいとか。

確かにそれも必要かもですが、そればかりだと疲弊して何のために生きているのか?

日本は、先進国でも自殺率№ワンの国だそうです。

なんででしょう?あまりにもそんな有益な?情報に振り回されているからかもしれません。

でも、スマホをおいてこの本をお気に入りのカフェで読んでみるだけでも、
素敵な時間を過ごせるかもしれませんね。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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