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年末年始に少しでも参考になればという思いで・・・
僕は、家の売却に失敗して?自己破産を。
その時の実体験を、見せられる実際の資料を見せながら紹介しています。
あくまでも、個人的な意見も混じっていますが、こんな風に過去の僕と同じように困っている方に、少しでもお役に立てれば幸いです。
さっそく5ステップはこんな感じです。
①家の支払いに行き詰まる
↓
②不動産屋に連絡して、任意整理
↓
③家売却後、さらなる試練が・・・
↓
④自己破産申請開始
↓
⑤自己破産決定今に至る。
問題です。これ、何かわかりますか?
ヒントは「免債事由に該当しない。」です。
次、問題です。これ何かわかりますか?
ヒントは、僕のお金を商売道具にした会社からの催促通知です。
ということで、今回はちょっとだけ、僕の自己破産を勝ち取った経緯を。
結論。
「迷った時は、法テラス。」
でも意外と知らない方もいっらしゃると思いますし、最近では弁護士事務所のCMもありますよね。もちろん、こんな感じでアフィリエイトにも対応した事務所さんも多く、ってことです。
最近は自己破産件数も増加の一途?その理由は?
最近は自己破産件数の増加の一途をたどっているようです。
原因は銀行のカードローンなど、いわゆる個人的なお金の使い方が原因。
リボ払いにはまってしまったとかよくる話ですが、僕の場合は違いました。
マクドナルドの店長時代でも住宅ローンが払えなくった。
これは、実際に家のお値段、「本体価格です。」
お庭のお値段。
おうち、間取図。
お庭の様子。
こんな感じで、結構良いおうちを建てました。
ちなみに、〇友林業です。
総額で、3400万円以上しました。
今思えば庭に200万って、そうとうな世間知らずだったと思います。
当時はまだ、マクドナルドの直営の店長でした。
給料もボーナスもこの審査が通過するくらい、いただいていました。
フランチャイズとなり、事実上給料ダウン。
そしてこの家を建ててからしばらくして、フランチャイズになりました。
当時はマクドナルドの過渡期。
直営からフランチャイズに移行していく時期でした。
なので私も例外なく、この波に飲まれました。
給料の大幅ダウンとともに。
そして、事実上個人商店となってしまったことで給料の大幅ダウン。
そして、フランチャイズになってからのブラック化。
現場に求められる基準ば爆上がりし、長時間労働にもなる日が。
そして、家を建てて1年以内に離婚。
そんな私の働きぶりに、新宿の家では奥様がお友達と過ごしたりする一方で、
私も疲れからか、夫婦間ギャップが生まれました。
そして、離婚後しばらく一人で住んでいましたが、だんだん支払いも苦痛に。
そうなると、もう一人で新築の家に住んでいる意味がなくなってくるんです。
メンタル的にもきつい日が続いたので、思い切って棒元プロ野球選手が宣伝をしている
不動産屋さんにメールで連絡。
するとほどなくして連絡があり、すぐに内見してもらうことになりました。
あれよあれよというまに、話が進み・・・
ここから、いよいよ話が進みます。
まず、「こちら、新築でこの立地、そして〇友林業ですから、すぐに買い手付きますよ。」
「それにしても、本当にきれいですね。床暖房とかもあるし、庭も変わってますし。」
「売ることにしませんか?」
ということで、善は急げということで、話を進める時に聞いたのが
「任意整理で行きましょう。」
そして、任意整理に。
元本を減らすこと。
銀行とのやり取りで、元本を減らすという作戦です。
実際に任意整理に行く時までの流れ。
①とりあえず、支払いは今後支払わなくてもいいです。
②銀行からの連絡があっても無視してください。
③給料日引き落としができないように、振り込みされたら即刻引き出してください。
④支払わなくてもいいんですが、引っ越し費用とかに残しておいてください。
とこんな感じの指示を受けました。
そして、
「私の方から銀行には任意整理で処理します。と連絡しておきます。」
あと
「銀行から来てくださいと、言われた時には言ってください、そのさい、絶対に
今後できないと言い張ってください。」
そして3カ月くらい経過したときに、銀行から呼ばれて別室に。
銀行の支店長さんと話して、不動産屋さんに言われたとうりに。
結構、あっけなく話し合いは終了しました。
このころお金的にぎりぎりで、実は電気とガスを一回止められています。
さらに、会社に内緒で、クラウドワークスのライティングや、地元のAmazonの倉庫でバイトもしたりしました。
逆に店で働いてるほうが気晴らしになりました。
そして、約半年後、家の売却決定通知が届き、この値段で売れました。
ほっとしていたのも束の間・・・
日本債権回収株式会社から、このような通告が。
9021703円を即刻一括で支払ってください。
みたいな。
そう僕は任意整理をして家を売却したので、家を売ったからって
借金が消えるわけではないということが抜けていたんです。
不動産屋さんに連絡しても後の祭り。
すでに、家の売却も事実上終わっており引っ越した後。
そして、この会社に僕の債権を買われ「商売道具」に。
もちろん、こんな金額を払えるわけではなく。
しばらくしてからこの会社に出向きました。
「もし払ってもらえないんだったら、法的措置も検討しなければいけません。」
最初、若い担当さんだったのですが、私が払えらないと突っぱねていると
上の課長さんみたいな方にチェンジ。
「わかりました。とりあえず、少しでもいいので払ってください。金額は問いません。
それで今日のところはいいです。」
ということで、もう、すっからかんの中から、6万円振り込みました。
でも、これで終わるわけではありません。
そして、途方に暮れて叔父に連絡。
最初から叔父に連絡すればよかったと思いつつ紹介されたのが、
法テラスでした。
叔父は会社経営などもしていたこともあり、この辺りの事情にも詳しかったらしく
たびたび、「なにかあれば連絡してこいよ。」
と言われてました。
それが、頭をかすめ連絡をしたのを今でも鮮明に覚えています。
法テラスにさっそく電話をし自己破産に。
そして、法テラスにさっそく連絡。
予約制でしたので、指定された日に出向きました。
事務所は、一見マンションの一室と言わんばかりに目立たないところでした。
中に通され、待つこと約15分。
少し無精ひげが生えた若い男性の弁護士さんでした。
そして、私の事情を話し、すぐに「自己破産申請しましょう。」
私は、「自己破産ですか?あの、費用はどれくらいでしょう?」
弁護士さん、「だいたい18万くらいです、正式に開始したら詳しく話しますが、分割もできますから、ご負担は少ないかと。」
この段階で、この900万なにがしを、自己破産で解決しようという段階です。
自己破産は、簡単に言うと上記の図解です。
ただ、この時点で注意したいのは、この申請をしたからと言って必ず自己破産がおりるわけではありません。
冒頭の写真がその答えです。
じつは、一回、破産申請が裁判所に通過してませんでした。
この時、若干ひっかかった車とサプリメント。
ようは、生活必需品ではなく、ぜいたく品だとみなされ通過しませんでした。
車は今でも乗っている、レガシーB4。これが、通勤手段ではなく道楽の道具とみなされたようでした。
そして、サプリメント。これも必ずしも必要ではないということで、却下理由とみなされましたが、当時の仕事のブラックな状況の栄養改善のためといった感じで、再申請しなおしました。
その後、細かいやり取りもあったのですが、最終的に通過。
平成29年2月21日、こうして、自己破産を勝ち取ったのでした。
勝ち取るまでにやったこと。
さて、無事に自己破産を勝ち取って、今は借金がゼロ。
ここまで読んでくださった方に、あまり触れられていない部分を紹介します。
法テラスとのやり取りで「必ず守るべき」こと3つ。
これを、守れないと、おそらく破産は通過しにくいでしょうというのが個人的な印象です。
①連絡はこまめにとる。なるべく早く返答を。
②変なプライドは捨ててください。
③もちろん、無駄使いはだめです。
ひとつずつ深堀していきましょう。
①連絡はこまめにとる。なるべく早く返答を。
これ、本当に超大事です。
かなりの頻度で弁護士事務所の担当さんから連絡があります。
当時はマクドナルドに勤務中でしたので、リアルで電話に出れることは少なかったのも事実。
でもその都度留守電のメッセージを確認、連絡ができるタイミングならその日のうちに。
無理なら、翌日早いタイミングでかけてください。
一刻も早くあなたの申請を裁判所に通すためのやり取りです。
そこをないがしろにしては、信頼関係が崩れます。
この人大丈夫かな?と思われてしまったら、そこがネックとなってもしかしたら、申請も通過しないかもしれません。という、意識で当時連絡していました。
②変なプライドは捨ててください。
これも重要なポイントです。あなたの生活を曝け出すことになります。
前提んとして、実近一か月分のすべてのレシートの提出を要求されます。
そして、申請書類を作成するうえで、身の上のことなども聞かれたりも。
なぜ、離婚してしまったのか?などなどすべて曝け出すことになります。
でも、弁護士さんはプロですから大丈夫です。
③もちろん、無駄使いはだめです。
これも、そうですが期間中無駄使いはだめです。
なんで、レシートを提出するかと言うと、その人のお金の使い方をチェックするためです。
最終的に、収支も計算されます。
それくらいシビアです。
今の生活はどうか?
実際に今の生活ですが・・・
特段何も困ることはありません。
自己破産後の「心配事」って?代表的なこと4つ。
①通帳は新規作成できるか?→できます。
②会社に影響はないか?→全くありません。
③マイナンバーカードがあるから個人情報から洩れないか?→大丈夫です。凡人のあなたの個人情報には誰も関心がありません。
④家は借りられるか?→問題ありません。
その他、投資信託も組めます。
実際の投資信託の一部です。
自己破産後に「できない」2つのこと。
①クレジットカードの発行→今もできません。デビットカードはできますので、そんなに問題ありません。
②ローンの申し込み→できません。というか、ローンを組んで失敗しているので・・・
唯一のデメリットは、国の機関紙「官報」に載ることですが、私生活で見る人はいないですよね・・・
最後に。
ここまでよんでいただきありがとうございます。
今、まだ、その期間は明けていません。
自己破産を申請してから7年間は、クレジットカードを作成できません。
この記事を書いた目的は、少しでも過去の僕と同じように困っている人に参考になればいいと思っています。このような弁護士事務所さんもいいのですが、困ったときはまず、法テラスを。
基本、法テラスの目的は、相互に助け合うという信念で設立されています。
比較的、安価でも弁護士さんにお願いできることで、間口を広げています。
そして、自己破産は国が用意してくれているセーフティーネットです。
なにも、後ろめたさを感じることはありません。
ぜひ、参考にしていただきお役に立てれば幸いです。
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